3G回線のデータトラフィック解消への提言
最近のスマートフォンの急激な普及により各社とも回線状況が悪化し、
定額制の見直しや、ヘービーユーザーへの帯域制限を検討しています
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110821/biz11082101310000-n1.htm
そこで、auのプランを例にの改善策を考えてみたいと思います。
Wi-fiネットワークを全てのユーザーに解放せよ
NTTドコモの公衆無線LANが無料化と報道、大手3社がついに全社無料へ - GIGAZINE
この記事では大手3社が無料開放とありますが少なくともauに関してはちょっと違います
ここの説明にある通り、
au Wi-Fi SPOT | au Wi-Fi: サービス・機能 | au
ご利用対象者
「ISフラット」もしくは「プランF (IS) シンプル/プランF (IS)」にご加入のお客さま
つまり、現状で定額使い放題に入っている場合のみ恩恵を受けられ、ダブル定額プランを利用し、普段はなるべく3G回線を使わないようにしている利用者は蚊帳の外なのです。
これは非常に不公平感が高いと言わざるを得ません。
3G回線の混雑解消に積極的に貢献している利用者にこそWi-fiスポットを解放すべきではないでしょうか?
3G回線を使ってもWi-fi回線を使っても料金が変わらないISフラット加入者が、わざわざ電池の減りが早いWi-fiに切り替えることもないと思います。
従量制プラン新設
auでスマートフォンを使ってる人は普通はISフラットに加入していると思います。
ショップの店員もISフラットにして当たり前という認識でしたが、ダブル定額だとどれくらいでMAXまで行くか計算してみました。
http://www.au.kddi.com/ryokin_waribiki/waribiki/double_teigaku/
より
スマートフォン単独利用通信はどんなに使っても上限5,985円/月 (税込)
0.0525円/パケット
なので、
Packet Conversion/パケコン 手軽にパケット・バイト換算
で計算してみると、約14MBでMAXまで行くことになります。
14MBなんて動画一個見ればすぐに到達する通信量なので、普段からWi-fiを常用してない限りダブル定額プランを選ぶことは現実的ではありません。
そこで提案なのですが、スマートフォンユーザーに対して現状のパケット単価や定額料金を見直し、
従量制プラン:最初の1GBまで上限3000円、以降1GB毎にプラス1000円
のようなプランを新設し、Wi-fiスポットも利用できるようにしてはどうでしょうか。
これならWi-fiを常用してない加入者も野放図にパケット量を増やしたりせずに節約するようになると思います。
現状のダブル定額プランは、常識的な範囲でスマートフォンを利用してもすぐに上限にするので、
回線の逼迫を避けるためにはヘビーユーザーではない利用者が得するような落とし所の料金プランを作るのがベストだと思います。