続・Androidの残量表示が当てにならない件

連続使用一年で電池パックが貰えるサービスがあったのでこれはチャンスだと思い、新しい電池パックに変えて残量表示が直るのかを実験してみた。
先に結論を書くと、
Androidの残量表示がおかしいのは電池パックを変えても直りません※

以下実験結果と考察


7/7 電池パックを変えて一回目の完全放電

左から電池残量(%)、電圧の変化、完全放電近辺のログ
ちなみにバナーを出したくないのと、これはお金を払う価値のあるアプリだと判断したので途中から有料版使ってます。

80%近辺からの減りが怪しいのに目をつぶれば、パーセント表示自体は14%あたりまで表示されてたので若干改善されたと言えなくもない。


7/11 『100%から減らない病』発症

左から電池残量(%)、電圧の変化、100%から減ってない近辺のログ

うっかり100%まで充電しきった状態で放置してたらいきなり発症。変える前の電池パックでも、100%のまま丸一日以上減らなかったので電池残量表示の異常に気づいた。
グラフを比較してみると電圧自体はきちんと減っているのがわかる。


7/15 二回目の完全放電

連休を利用して完全放電のテストを実行。Wi-fiをオンにして放置。
左から電池残量(%)、電圧の変化、完全放電近辺のログ

電圧が急激に下がる部分に電池残量表示が対応せずに、36%あたりでシャットダウン。初回の完全放電時に比べて明らかに症状が悪化してる。

結論

電池パックを変えると多少改善はするものの、根本的な解決には至らなかった。
やはりシステムの電池残量を推測するロジックに重大な欠陥があると思われる。
ある程度使い込んでからおかしくなる事から、システム内部のログを利用した学習機能で電池残量を割り出しているが、それが原因ではなかろうか。
今後のシステムアップデートでこの機能が改善されるか、せめて学習結果の初期化機能が実装される事に期待したい。