電子レンジで加熱できる仕組み

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/samakita/20120906/1346924833
より

小学生の頃から完全に摩擦熱で覚えてましたわ

で、小学生向けに摩擦熱で説明してる例としてはこんな感じ
http://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200603280176.html


その風潮に警鐘を鳴らしている論文
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007490405
のプレビューをクリックすると論文のPDFが読める
要するに水分子の振動そのものが熱エネルギーって事ですね


専門的な知識が必要になる詳しい説明はこっち
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/atom11archive/water/microwave.html
水分子(正確には水分子がいくつかくっついたもの)にとってマイクロ波の振動数が早すぎず遅すぎず付いて行きやすい波長と言う事だろうか。


ここまで来たところで熱ってなんだろう?熱が伝わるって分子レベルで何が起きてるんだろう?と言う疑問が出てきたので更に調べてみる。
http://www.asahikasei-kenzai.com/akk/neo/mechanism/4-1.html
同じ物質内で分子が動き回る対流はまぁ良いとして、マイクロ波で加熱するのも輻射といって良いんだろうか?
異なる物質間で熱が伝わる伝導は、ビリヤードみたいに分子同士がぶつかってるイメージで良いんだろうか?
真空だと運動を伝える相手が居ないから、伝導で熱は逃げないんだろう。

魔法瓶の原理を説明しているサイトを見てもそんな感じの説明がされている。
http://www.tiger.jp/b2b/about_dannetsu.html
魔法瓶は伝導対策だけじゃなくて対流と輻射対策も考えられていた。
ここでも熱エネルギーが運動エネルギーそのものとして説明されている。

まぁ専門家レベルの話をしないならこの程度の理解でおおむね正しいのではなかろうか