プログラマは他人に読まれる事を意識すべき

米国人からコーディングについての怒りのメールを頂戴した - その手の平は尻もつかめるさ
"米国人からコーディングについての怒りのメールを頂戴した" の補足 - その手の平は尻もつかめるさ

これは職業プラグラマはいっぺん読んで置くべき

特に気にして欲しいのは

1. 郷に入っては郷に従え

自己流のコーディングスタイルを持っているのはいいけど、既にある程度の量のプログラムが出来上がっているときにはたとえ非効率でも既存のコーディングスタイルに合わせて欲しい。
最初のコーディングスタイルの人も、後から来るコーディングスタイルの人も別のコーディングスタイルを解読する事を強いられ、更に後からプロジェクトに参加する人は二通りのコーディングスタイルに対応する事を強いられる事になる。
三人目以降も自己流を押し通すとメンテナンスが極端に困難なソースが出来上がる事になる。これは絶対に避けるべき。


次にコメント

コメントがたくさん書いてあって困る事はないんだ。
可読性? そんなのは後になって「こんなコメントは必要無いだろ」と思った時に、そのコメントを消せば解決する。
ただそれだけのことだ。

これは

コメント文に関しては賛否両論だと思います。
ぶっちゃけて言えば、僕も不必要に細かく細かく説明するコメント文はノイズだと認識していますが、

ともありますが、幸いにも今の所不必要に多く書かれたコメントに出くわした事がありません。
むしろ圧倒的にコメント不足のソースを目にする事が多いです。
初心者向けの解説本にも
「ソースを見ればわかるんだからコメントなんて書く必要がない。コメントとソースが食い違ったりしたら困るだろ?」
的な書き方をしているものもありますがこれには反対です。
「バグを混入させる可能性があるからプログラミングをしない」
と言っているような物です。バグの少ないプログラミングスキルを磨くように、コメントとソースが食い違わないコメントスキルも磨きましょう。


そして、

4. 君の書くコードはいつか誰かが読むコード
ソースコードを書く時は、「このコードは、後で必ず誰かが読むコードだ」と言うことを常に頭に留めておいて欲しい。
つまり、ソースコードの構造を熟考したり、コード中のホワイトスペースを工夫したりして
読みやすくするという努力を絶やしてはならない。

「一年後の自分は他人」みたいな言葉があるように、

  • 一年後に読んでもわかりやすい書き方をしているか
  • プログラミングスキルがない人間にもわかりやすい書き方をしているか
  • 一行がやたら長くなったり、一行に関数を詰め込みすぎたりしていないか
  • コメントが満遍なく書かれているか

とにかく読みやすい、美しいコードになるように心がけて欲しい