二酸化炭素が熱を放出する?

NHKで北極にできたオゾンホールの解説番組があったようだがこれは酷い

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/99269.htmlより、

それは、地球温暖化を引き起こす、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加です。温室効果ガスは、ため込んだ熱を放出する性質を持っているため、地表近くでは放出された熱が地面を温め、温暖化につながります。しかし成層圏のように高度数十キロの高い場所では、熱を放出しても温めるものがないため、気温が逆に低下していきます。つまり、温室効果ガスが大気中に増えれば増えるほど、地表では温暖化が進み、成層圏では気温が下がるというのです。

温室効果ガスは、ため込んだ熱を放出する性質を持っているため」ってのが特に酷い

Wikipediaで調べてみると、
二酸化炭素 - Wikipedia

二酸化炭素は赤外線の 2.5〜3μm、4〜5μm の波長帯域に強い吸収帯を持つため、地上からの熱が宇宙へと拡散することを防ぐ、いわゆる温室効果ガスとして働く。 二酸化炭素温室効果は、同じ体積あたりではメタンやフロンにくらべ小さいものの、排出量が莫大であることから、地球温暖化の最大の原因とされる。

二酸化炭素は熱を放出するのではなく、吸収するみたいですよ?
しかも「地上からの熱が宇宙へと拡散することを防ぐ」ってあるので成層圏の近くで積極的に熱を放出する事はないってのがこれまでの定説のようですが。

何でもかんでも二酸化炭素のせいにしたいってのはわかるけど、なんかもうワンクッション挟むべき
「温暖化で気流が乱れたせいでオゾンホールができやすくなった」とか